
5月末、国東(くにさき)クリーブガーデンにオリーブの花を見せてもらいに行って来ました。
おおいた県国東半島、大分空港からも近い場所に実は栽培面積日本一のオリーブ畑が広がっているのは意外と知られていないかもしれません。
私が今住んでいる別府から車で50分程度です。

38ヘクタール、東京ドーム8個分見渡す限りオリーブ!
しかも向こうは海、この日は一日雨予報で覚悟して行ったのですが薄曇りでした。
海は霞んでいましたが対岸は山口です。
手前に細く植えられているのはオリーブの苗木です。

オリーブの花は黄色い雄しべと白い小さな花、薄緑の蕾が混ざってふわ~っと枝についていて、
まるで朧のような美しさ。
細かくてぽろぽろ落ちてきます。
花は金木星に似ていますが香りはほとん微かな感じで、蜂などではなく風による風媒受粉です。
齧ると結構オリーブを感じさせる苦みがありました。

秋の搾油は2度お邪魔しているのですが、花の時期ははじめてでした。
これから実をつける期待と雨や台風など心配もあわさった現場のお話しも聞けてよい経験になりました。これだけ広いと水遣りも大変……スペインのような灌漑システムもないし。
少しですが動画もお楽しみください ↓
あ、冒頭写真のオリーブの実の答え合わせは動画の下にあります。


去年の秋搾油を見せていただいた、大分のかぼすと一緒にしぼった爽やかな香りのフレーバーオリーブオイル、発売しました。
レモンや柚子にはない繊細でやさしい柑橘の風味で和食にもぴったり、是非大分のお試しくださいね。