渋谷さんのシャンパン会の軽食手伝えるか下見兼手伝いに行くんだけど、一緒に行く?
なに、シャンパンのおつまみ持ってけばいいの?いくいく、なんて先週話してたっけ、
あれやるのかしら。。気がつけば3日前、土曜?日曜?何持ってく?
磨姉さんはお肉もの&煮込み系、じゃ私はフィンガーフード担当で。
2日前、冷凍庫の鴨ロースを解凍後、皮にフォークでブツブツ穴を開け、
500万年前の塩を振って冷蔵庫へ。
漬けでなく軽い燻製にしよう。あと新玉葱ペースト。じゃヨーグルトの水切っておこう。
そこへ「エマ、凄いシャンパンみたいだよ」とのメール、詳細を確認…。
え!?マンダリンオリエンタルのスイートでペリエジュエ・ベルエポック飲み比べ?
79?85?ぎょー超オールドシャンパーニュ!
これは変なもの持っていけないじゃないですか、俄然気合が入ります。
前日、結局会社出たのは夜11時、電車の中で連想ゲームのようにシャンパンに
合うものを頭の中で列挙しながら家の食材ストックと調味料の有無を思い出す…。
シャンパン、葡萄、レーズン、ベリー、グレープシードオイル、オリーブ、魚介類、
ポテト、生クリーム、シャンパンビネガーかフルーツビネガー、あ、切れてるし、
今から行く庶民派スーパーには絶対にない…。
深夜のスーパー、キャベツも白菜も売り切れ!ハーブも全滅、がーん。
野菜売り場をぐるぐるしながらメニュー検討、その内蛍の光が…(笑
ついでに100円均一で持ち込み用使い捨てパックと盛り付けに使えそうなものを
片っ端から購入。
1時半、大きな新玉葱3つをフードプロセッサーで微塵切りにし炒め始める。
清見オレンジの皮を剥き一口大に切ってレッドグローブと一緒にタッパへ。
この葡萄は皮ごと食べられてパーティーにぴったり。
葡萄で作られたお酒―白ワイン、グラッパ、甘めシェリー、ブランデー、マディラ…
何でもいいんですが、今日は白ワインとブランデー、レモンジュースを注ぎ、
香り付けにアンティカフォーミュラを少々。磨姉はこれだけで酔っちゃうな(笑
新玉ペーストに混ぜるヒヨコ豆は水とレモンオリーブオイル、塩を加え
滑らかになるまでフープロへ。
後で使う赤パプリカをレンジで加熱後冷ましておきます。
冷蔵庫にあった白菜も柔らかく茹でてザルに取り同様に。
玉葱は焦げないようにちょいちょい混ぜます、この量だと飴色まで1時間半かなぁ。
3時、鴨ロースをフライパンで油を引かず皮からこんがり焼く。
このたまらない香りと音!近所迷惑か…いや寝てますよね普通。
両面焼いた鴨を燻製鍋に入れ10分加熱、10分放置。これで十分火は入ったはず。
しかし何せ玉葱ペースト以外全部はじめて作るので、凄い頭の体操。
色合い、形、食感、こってり&さっぱり、甘み&酸味、冷たくても美味しく華やかなもの。
カジュアルなシャンパンならガーリック、香辛料、ハーブたーっぷりでもいいけど、
ちょっと上品にしておかないと…。
明日は美味しいシャンパーニュ♪と思うと、ついついあれもこれも作りたくなって…。
モチベーションは酒かいと言われそうですが、いえ美味しいオイルの啓蒙です…よ…。
玉葱がようやく飴色に、今回はほのかなガラムマサラ風味にアレンジ。
スパイスも炒めた方が美味しいので、玉葱の仕上がりにちょっとオイルを足して
一緒によーく炒めてくださいね。
そこへひよこ豆ペーストを加え全体を混ぜたら粗熱を取ってから水切り
ヨーグルトと混ぜ味を見て塩加減を調節、テーブルに出す器に詰めて冷蔵庫へ。
今回は100円ショップで買った陶器のバターケース2個に詰めましたが、
何と分量適当に作ったのに見事にぴったり!すごい。
今夜はもう1品だけ。
冷めた白菜はペーパータオルでよく水分を拭いて、ラップの上に敷きさっき
チンして皮を剥いて刻んだ赤パプリカとクリームチーズ、オリーブオイル、塩、胡椒を
混ぜたものを塗り中央にアンチョビを置きロールして冷蔵。
キャベツでもいいし、本当はもっと葉ものをたっぷり巻きたかったんですが、
足りないのでギリギリ…、しかも結構柔らかくて崩れそう。
うーん、そうだ、ブルスケッタ風に切ってパンにのせましょう。
と言うわけでパーティー当日4時半の業務終了。
使ったオイル:ソーラーロメロオーガニックオリーブ油