テーブルウェア・フェスティバル2007

長年お世話になっているアンティーク屋さんが出店していると聞いて、
久しぶりに顔を見にテーブルウェア・フェスティバルへ。
てっきりフードショーのような業者間取引の場と思い込んでいたら、なんとお皿一枚から買えてしまう…!
危険だわーと思いつつ東京ドーム中を歩きつくし全て見てしまいました、疲れた~。
陶器、磁器、漆器、ガラス、竹細工、骨董、絵画、テーブル用品…。
目も眩むようなものから、250円の小皿までぎっしり!
搬入出、ワレモノで大変そう~と(経験あり)ついつい思ってしまいます。
おもしろかったのはテーブルコーディネートエリア。
いいものを持っていても上手く組み合わせるセンスは日々磨かれるもの。
とても参考になるアイディアがいっぱいでした。
TF-d1 TF-d2


TF-d3 TF-d4
TF-d5 TF-d6
季節感の演出や、違う素材との組み合わせ、質感、色、本来の用途以外の使い方。
頭を柔軟にすれば斬新で素敵な発想が生まれるはず。
あとは「やり過ぎない」こと。敢えて並べすぎない潔さが難しいですね。
(お部屋がいっぱいあればいいのに)
単に食器の置き方ではなく、照明や掛ける絵、飾る花、布地、音楽、全てが個人や家族のライフスタイルの表れ。
実は油売りになる前、美術品を売っていたんですが、日本はと~ってもインテリアの質、考え方が多様。
何と言うか自分の住むところが余りにどうでもいい人が多い気がします…。
贅沢にお金を掛けなくても、質素にシンプルに「でも私らしさ」をきっちり表現する感覚やどんな小さなものでも気に入るのが見つかるまで買わないくらいのこだわり。
ここが「いい物を大事に使って代々引き継ぐ文化」=生活に馴染むアンティーク心=スローライフなのかなぁと思うんですが。スピード&消耗の国を感じてしまいます。
毎日過ごす空間を心地よくするって大事ですよね。
確かに部屋が片付かない時って心も荒れてるし(ドキ。
何の思い入れもない間に合わせのグラスより、やっと手に入れたお気に入りのグラスで飲むお酒の味は確かに違います。。よね?
「日々の暮らしを楽しむ」ことを考えれば、私はいいものを日常惜しみなく使いたい派です。仕舞いこんで1年1回じゃ寂しい…。
ブランド物のバッグを幾つも持つ前に、毎晩とびきり上質のシーツで眠る方がいい女になれそうに思うのは私だけでしょうか。(あ、持ってないか・笑)小さな子供がいても、猫がいても工夫次第で素敵な部屋は作れるもの。
せめて自分のワードローブほどには気を使いたいものです。
久しぶりに様々な個性に出会えていい刺激になりました。
会場にはドラマ「華麗なる一族」(見てないけど)のテーブルが再現されていたり↓素晴らしいガラス工芸などの展示も。
華麗なる TF-ガラス
ロイヤルコペンハーゲンのカジュアルライン?オーブンウェアがかわいい…。
まずい、検索してしまった
TF-CH
何はともあれ私にとって一番危険なアンティークグラス店があまりなくて何よりでした。
今日の戦利品は何枚あってもいい大判のリネン(リトアニア製)と青が綺麗な長皿。シンプルなレンゲと大皿も捜したのですが出会えませんでした。しかしよくこれだけで我慢した~。日々欲しい物リストを更新しつつ相当自制しました!
TF-dish
12日までやっています。興味のある方はスニーカーでどうぞ!
「この器のために、お料理したい!」気持ちになれるかも。
テーブルウェア・フェスティバル2007@東京ドーム
P.S.ガレ・ドーム・マイセンなど西洋アンティーク好きの方。
ギャラリー麻布さん、おすすめです。(安いです本当に)
福岡けやき通りと東京青山モリハナエビルにありますよ。合言葉は「油屋」で。
レストランレシピブログランキングへ ひらめき人気blogランキングへ ビール料理ブログランキングへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

自己紹介
ema1911g-400

油売りエマ
美味しいものと美しいものが好き。
昔は美術品、今は油売ってます。
金田油店アドバイザー/油セミナー/ファスティング指導など
Instagram

さらに詳しく

油屋ごはん本になりました