えー去年パーム油をご注文いただいたご縁なのですが、雨宮広和さんから
料理x食事会にお誘いいただきました。
築地帰りお店にもご来店いただき、いろいろお話を伺えば、まぁもう大昔から
料理コンテストに出場したり、dancyuやテレビ番組にもちょいちょい出ている方。
今はニューマネージメントクラブ(NMC)という異業種交流会で毎月テーマ
を決め、食文化に親しむ会を開催したり、薬膳のセミナーを受け持ったりされています。
ご本人が主宰のグルメ会、クラブプルーストはなんと今回で591回目!
料理指導も手馴れたもので、「いやー僕は素人だから」なんて優しい感じですが、
ご自宅の厨房は映画「キッチン(吉本ばなな原作)」の巨大セット…。
10人くらいストレスなく作業できる広さです。
最初にお邪魔した会は「烏賊尽くしの会」ということで、のんべぇの友達と
お酒を持って押しかけました。
えーあまりに品数が多く、つい書きそびれておりました…友人レポートをどうぞ。
いえ、全部は飲んでないんですよ、雨宮家の息子さん所蔵品なんかと並べてみただけで。
でも烏賊ですからって言い訳しなくてもいいのですが、結構飲みました。
今回は連日飲み過ぎのこともあり、大人しく紹興酒を持参。(笑
テーマは「北京料理に親しむ」。
そう、雨宮さんタイでもスペインでも鮟鱇吊るし切りでも北京ダックでも
世界中の料理なんでも作っちゃうんです。
今回は残念ながら料理には参加できませんでした、食べるだけ~。(それもOK)
相当本格的、前菜からして以下の通り、全部手作り!
『糟油口条(ザオヨウコウティアオ)』豚舌の酒蒸し
『海月頭(ハイヅオオートウ)』くらげ頭の酢の物
『拌双皮(バンスワンピー)』豚耳の和え物
例えば豚耳1つとっても、レシピは丁寧。
「豚耳はたっぷりの水に紹興酒、砂糖、醤油、桂皮、八角、茴香、陳皮、
山椒、丁香、月桂樹葉を入れ90分茹で、最後に胡麻油を刷毛で塗り、冷めてから
薄切りにし白髪葱と和える」
クラゲの頭もこりっこりで美味しかった~築地で買える店教わったんですけどね…。
豚肉の梅蒸し、さっぱりいただけて見た目もきれい。
ふっくら美味しい浅利はシンプルに。
もち米入りの大きな焼売、中華料理店で食べる味です。
蒸したもち米は干し海老や椎茸などと炒めて味付けをしてから肉と混ぜ包みます。
前日の会では雨宮さんが目を離した隙に肉まで炒めちゃって、全然別物になったそう(笑
海老焼売は普通のより赤が濃いオレンジだなーと思ったら、ボタン海老使用!
贅沢~味も濃厚で甘みがあっておいしい。
揚げ茄子と筍の炒めもの。油通しするフライヤーもジャーレンも蒸し器もプロ仕様。
鶏肉と袋茸、大根のスープ。
この柿のようなオレンジ色のものが大根、はじめて、ちょっとお芋っぽい食感。
『魚絲代粉(ユイスウダイフェン)』春雨と白身魚の北京風香り炒め。
シンプルながら魚の旨みがそのまま餡になって美味しい。
鶏ハツ炒め。ちゃんと開いて花切りにしてあるので、とっても食べやすい。
わー今度からこうしようっと。
鶏の香り揚げ。香味だれに浸しながら一度蒸してから揚げるんですって。
蒸して一度冷める時に味がしみて、あとは片栗粉をまぶしてカリっとさせれば
いいという訳ですね、中華ってすごい。
いい色と香りがしみ込んだスペアリブ。どうやるのー!?ってなるので、
やっぱり料理を作るところからの参加がおすすめです。
最後にカラフルな餡かけ炒飯を雨宮さんが作ってくださいました。
あ~また撮り忘れましたが杏仁豆腐に自家製梅酒もいただきました。
とにかく何でもご存知でとっても勉強になります。
6月はインド料理、カレー、アスパラしゃぶしゃぶなどを予定されているそうです。
毎月だいたい第3土日(土曜はNMC)、大田区のご自宅にて開催です。
ご興味ある方はご連絡してみてくださいね。
※直接お電話される場合は「油屋ごはんを見た」とおっしゃってください。
http://www.web-solut.net/nmc/0906yotei.htm
また伺える時を楽しみに…次回は持ち帰り用タッパ忘れないようにします。