日本オリーブオイルテイスター協会の今年初のテイスティングトレーニング。
オンライン開催の時もありますが、今回は新年会を兼ねて田町のリストランテ ラ チャウにて。
オリーブオイルがエキストラバージンの等級であるかどうかは、ルールに則った製法や化学検査+人(鑑定士)による感覚分析(官能検査)で決められます。
※IOCインターナショナル・オリーブ・カウンシルに加盟している主要オリーブオイル産油国では
オイルの品質を見極めるには、香り高さや苦み、辛味の程度の判断、また様々な理由で生じる欠陥臭(ディフェット)を嗅ぎ分けてその強度をチェックする必要があります。
嗅覚は個人の感覚なので嗅いで覚えるしかなく…またディフェットも多種類あり複合もあります。
今までのトレーニングでは特別な回以外、1~2個がディフェットという感じでしたが今回は最初からなかなかハードなディフェットオイルで口にするのがきつかったです。
数値は1~10まで感じた点にチェックをつけてから、定規で測って5.5とか4.3など出していきます。
全員ですり合わせますが、コンディションに寄って高めだったり低め傾向など癖もでます。
私は少し低めにつけ気味なので気をつけなくては。
カビ、嫌気性発酵、泥状沈殿物、凍害果など的確な嗅ぎ分けは難しい。
トレーニングの間が空いてしまうとやはり緊張します。
定期的に訓練を続けることが大事、一生トレーニングですね。
ちなみにオリーブオイルの最上級の格付け「エキストラバージン」は酸度が0.8%以下
であり、フルーティー(香り)の数値が1以上、ディフェットが0であることが決められています。
IOC規定で日本で学べるオリーブオイルテイスター養成講座は次回2月に開講です。
ご興味ある方はJOOTA(日本オリーブオイルテイスター協会)にお問い合わせください。
変なオイルの後は美味しいもので口直し!
久しぶりのオイルテイスター仲間とのイタリアフルコース、楽しくいただきました。