鴨x葱x味噌=ゴールデントライアングル。
涼性の食材、鴨に温性の葱でバランスを取る。(東洋医学でみると)
昔から自然に合わせられてきた食材には意味がありますね。
例えば蟹もいっぱい食べると身体を冷やすので蟹酢には生姜が入っていたり。
難しく考えなくても食材の育った環境を想像すればざっくり分かってきます。
熱が出たら身体を冷やすものが美味しく感じられるのと同じ。
バナナやコーヒーなど温かいところで出来るものは身体を冷やすし、
寒い地方の食材は身体を温める。
水の中で育つ魚より陸のお肉の方が身体を温めるし、(食べ過ぎの問題とかは別にして)
太陽を求めて木になるフルーツより、土の中に育つ野菜の方が温性。
世界中で主食にされる、お米や芋、豆類などは平性だったり。
詳しくみていくと、魚やフルーツでも分類が違ったり和漢と中国薬膳では
扱いが違ったりして難しいけれど、気にしていると結構覚えちゃいます。
元は同じでも形によって変わっていくものもあります。
牛乳は冷やすけどチーズは温めるとか。
お酒もそう、ビールやウイスキーなど麦系のものを好む人って暑がりの
男性に多かったり。
冷え性の私が好きなのはやっぱりワイン、紹興酒、日本酒系…。
そう見ていくとおもしろいですよ。
あまり合わないと分かっているけど好きなものとか自覚もできるし、
例えば生じゃなくて火を通して食べるとか、逆の性のものと合わせましょうとか、
体調管理にも便利。
私の場合ちょっと油断して、お刺身に生牡蠣、サラダとシャンパンとか
寒い日にやってるとやっぱり具合悪くなりますから。(笑
という訳で、涼性と分かっちゃいるけど大好きな鴨は葱とたっぷりの
生姜と一緒に熱々でいただくので良し!
これは合鴨の味噌漬けなんですがおつまみで食べる時より厚めに切って、
オリーブオイルで焼いた葱(片面焦がすと美味しい)、生姜の千切りと
併せ甘味噌を麺つゆで溶いたものを絡め味付け。
もみ海苔をのせた玄米ご飯にのっけます。
甘味噌は何でもいいですが、たまたまあった豆鼓醤を使い白胡麻も振りました。
オリーブオイルと味噌、葱の組み合わせも美味しいんです。
是非お試し下さいね。
参考:
あったかい食材とクールな食材。@漢方STYLE
All About トップ » 特集一覧 » 疲れ・冷え性対策
MIYUPON>Let’s 中医学>食材の食味、食性
食材の効能紹介@和漢堂
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