皆さま、明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
別府ではじめて迎えるお正月ですが、年末のばたばた加減は全く変わらずでした。
30日にようやっとクリスマスツリーを片付け、予定を大幅に遅れ31日昼過ぎまで掃除に追われ、お節準備に着手したのはそれから。
昆布と鰹節で出汁を引き、煮しめ、なます、田作り、叩き牛蒡、椎茸のうま煮と海老のうま煮、松風焼きとぶりを焼き、鴨を焼き、ゆり根を蒸し、牡蠣入り伊達巻きを一気に。
ローストビーフや叉焼もいいけど、ここ数年は鴨ロースを焼いてタレに浸けておくのが定番。今年はマグレカナールだったので焼いたまま切ってワイン開けたくなりましたがぐっと我慢。
その代わりこのたっぷり出た油でじゃがいもガレット焼きました。芳ばしい香り、カリッカリが最高、ほとんど息子に食べられたけど。
で、大晦日の夜なんとか蕎麦に辿り着きました。
もうくたくたで、紅白も最後だけちょっぴり眺め、除夜の鐘をぼんやり聞きながらさて、これをどう詰めるかシュミレーションする年越しでございます。
大晦日に大宴会してたこともあったのに!今年こそ前倒しで準備したいものです。結局詰め終わったのは元旦2時……。
今年は単品でグリーンコープから買ったものと、作ったものを詰めました。
考えたらまともな和のお重は持ってなかったので、2段の弁当箱と煮しめは陶器の器に。
【覚書:〇既製品 ●作ったもの】
〇黒豆
●叩き牛蒡
●ゆり根のブリッタルガ和え(蒸してレモンオリーブオイルxブリッタルガ)
●紅白なます
●ブリのにんにく醤油焼き
〇数の子入り松前漬け
〇鯖の昆布巻き
●松風焼き(青海苔とアマニパウダー)
●牡蠣入り伊達巻(はんぺん、卵、牡蠣)
●海老のうま煮(エコシュリンプ)
〇紅白かまぼこ
●田作り(大分本ごまめ)
〇栗きんとん
●椎茸うま煮
●煮しめ(レンコン、人参、里芋、こんにゃく、いんげん)
●鴨ロース煮
〇穴子しんじょう
●鯛昆布締め
〇中トロ刺身
〇千枚漬け
〇サーモンマリネ
〇いくら醤油漬け
●お雑煮
お雑煮は毎年気分でいろいろなのですが、今年は昆布締め鯛の切れ端とあおさ海苔、三つ葉と柚子に鬼おろした蕪にしました。
出汁は羅臼昆布とたっぷりの鰹節で一年で一番贅沢します。元旦にまずは出汁だけ子供に渡すのがここ数年の習わし。うまいとぐびぐび飲めば安心。
ちなみに九州は丸餅ですね。福岡はブリとかつお菜などが定番ですが何人か聞いた大分の人はそれぞれ家庭で違う感じでした。
煮しめも毎年変わらずだけど、大分産の里芋がジューシーなのと同じ大分の椎茸うま煮が美味しくできて満足。各種下茹でしたらあわせてシャトルシェフにお任せしました。
シャンパーニュは有機栽培のヴーヴ・フルニ、ブラン・ド・ブラン。お屠蘇は味醂のような森泉純吟古酒で仕込みました。
この紫の子年手拭いは、12年前に買ったもので2008年の記事に登場しました。
感慨深い!そして同じお猪口もテーブルにありました。
年末に行った滋賀県長浜の骨董屋さんで見つけた同じ九谷の徳利とぴったりで気に入っています。
そう滋賀でお肉食べたり佐伯で魚食べたり、12月に贅沢したので今年のお正月は河豚も伊勢海老もすっぽんもなし!(笑)。
夜はお友達が2組いらしたので、おつまみすき焼きと柿の葉寿司追加したくらい。あと寝かせておいたとろとろモンドールチーズとワインで〆、よく飲んだ!元旦でした。
2020年も美味しく楽しく健康に過ごせますように。
自制も心掛けつつやって参りたいと思います。
金田油店は6日より営業ですが、新年恒例、寿油の新春特価は元旦よりはじまっております!限定数ですのでこの機会にお買い逃がしのないようチェックしてくださいね。