Laurent-Perrier/ローラン・ペリエと四川料理の夕べを堪能してきました。
サントリーさん主催のローラン・ペリエセミナーです。
場所は東京新丸ビルの四川豆花飯荘。
円卓に並ぶシャンパングラスの列は圧巻です。
いただいたローラン・ペリエはおまけもついて5種類。
左からLaurent-Perrier Cuvee Rose Brut,Ultra Brut,Brut L-P,Grand Siecle.
最後のサプライズでDemi Sec。
こうして飲み比べると味の違いがより分かってとても勉強になります。
ローラン・ペリエ社は1812年創業で来年200周年を迎えます。
あまり派手な宣伝は見かけない気がしますが、この前のロイヤルウェディングの
晩餐会にて振舞われたシャンパンだそう。
知りませんでしたが規模も世界第4位ですって。
総評はフレッシュ、エレガント、バランスのよい味わい。
シルクのように滑らかな飲み心地で特に女性に好まれるかもしれません。
とにかく食中酒としても万能ですね。
解説を聞けば聞くほどもう飲みたくなってうずうず…(笑
注いでいただきましたー。泡を撮るのは難しいです、特にこんなデジカメじゃ…。
まずはウルトラブリュット。きりりと超辛口、ドサージュ(加糖)無しの製法だそうです。
思わずほぉ~っとなりますね。
夏のキンキンに冷えたシャンパーニュ、やはり気持ちも華やぎます。
一息ついたところで、美しい前菜の盛り合わせが。
四川を代表するよだれ鶏、殻ごと頭まで美味しい海老、燻製穴子に漬物、くらげと
美しい層の豚耳。こういうのをちびちび、嬉しいですよねー。
そして4種類のシャンパンをこれにはこれかな、なんて思いながら飲む、つまむ、飲む、つまむ…。
日頃、中華にワインの時はロゼをあわせがちでしたが、すっきりした泡、いいですね。
スタンダードなブリュットL・Pはまさに定番な感じ。
どんなものともマッチング可能ですね。
フカヒレとエメラルドグリーンがきれいなアオサ海苔のスープ。
海苔が入った爽やかなフカヒレスープははじめて。
ふくよかな旨みとナッツのような香り、少し濃いめの味で一番好きだった
グラン シエクルとも合うと思いました。
豚フィレの四川漬け唐辛し炒め。
四川と言っても決して強烈で食べられない辛さではなく
上品な感じ、もちろん言えば激辛にも対応いただけるようです。
四川と言えば大量の油と唐辛子のイメージですが、こちらはあまり
オイリーさはありません。
このピリ辛感にはやはりロゼが美味しいですね。
ローラン・ペリエのロゼは赤と白を混ぜずに敢えて手間の掛かるマセラシオン
(セニエ)という手法で作られているそうで、なんとも爽やかでフレッシュな
飲み口、ストロベリーの香り、品の良さを感じさせるロゼです。
ついつい飲み進んでしまうのが困りますね…。
でももう結構ですとは誰も言い出さないような(笑
鮮魚の揚げ物 オリジナルパウダーがけ。
カリカリとしたクリスピーパウダーがかかった白身魚と薄衣のオクラフリット。
このテクスチャーは面白いです。
結構お腹いっぱいになってきました。
ホタテとイカのスパイシーソース 蒸しパン添え。
もちもちの蒸しパンにこのカレーな感じのソースが美味しい。
なるほどシンガポール育ちのレストラン、という味。
今回一番好きだった味かもしれません。
さ、こちら名物?の茶芸師さんによる八宝茶淹れもすごいです…。
ぴったり、全くこぼれない!!
最後は麻婆豆腐。こちらに合いますとのことで、サプライズのデュミセックが!
この甘さと辛い麻婆は素晴らしいです~。
食後酒やデザートと一緒にも楽しめるシャンパンですね。
あたたかい豆花とふるふるのマンゴーデザート。
最後までシャンパンと共に贅沢なディナーでした。
フレンチは当たり前だけど、中華やエスニックとシャンパンを楽しむスタイル。
もっと流行ってもいいですね。
フォーチュンクッキーでもう一盛り上がり!
本当に楽しいセミナーでした。
これからまた数軒、ローラン・ペリエをグラスで楽しめるお店をご紹介しますので
お楽しみに!
丸の内「四川豆花飯荘」 中華料理とシャンパン「ローラン・ペリエ」のマリアージュ/
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