先日、鹿児島の日置市に行って参りました。
日本のオリーブ栽培は小豆島以外にも広がっています。
実は日本でオリーブ栽培がはじまったのは明治40年ですが、その最初の地に選ばれたのが小豆島のある香川県、三重県、そして鹿児島県だったんですよ。
今回剪定中のオリーブ畑や工場も見せていただきました。
海が近く元々は養蚕のための桑畑だった場所だそうです。
健康な実がいっぱいなるように、少ない人数で1本1本お世話するのは本当に大変だと思います。
コロナにより延期となりましたが、「全国オリーブサミットinひおき」 が9月に開催される予定です。
今回はそちらの一環として国産オリーブオイル品評会が開催され、審査員の一人として参加させていただきました。
2日間で42本(重複あり)テイスティングしたでしょうか。
国産のオリーブオイルをこんなに味見したのは私もはじめてで、とてもいい経験になりました。
やはりお国柄が出るというか日本の気候、風土が表れて、全体的に柔らかい印象のオイルが多かったように思います。
もちろんその中でも刺激とキレが強めのものもありましたが、世界のものと比べるとやはりきれいめな印象です。
和のエキストラバージンオリーブオイルが今後もっと世界に知られるようになるといいですね。
結果はいずれ発表されるかと思います。
関東からのJOOTAオリーブオイルテイスター仲間とも久しぶりに会えて楽しかったです。
日本三大砂丘と言われる吹上砂丘、松林も素敵でした。
私が住む大分の別府から特急と新幹線で約4時間、九州は広いです。
芋焼酎、天ぷら(さつま揚げ)、きびなご、地鶏、豚肉、温泉も。
またゆっくり訪れたい場所でした。
オリーブ事業|鹿児島県日置市
当店で今扱っている国産オリーブオイルは小豆島高尾農園さんのもので今季は3タイプです。
そして今日はこのブログ、油屋ごはんスタート16周年!
17年目もよろしくお願いいたします。