素晴らしい建物です。
明治時代に建てられた総けやき造りの3階建て、登録有形文化財!
油屋スタッフ5人で新年会、せっかくなので…油とつながりの深い串揚げでも
と根津のはん亭さんにお邪魔しました。
1階はテーブル席とカウンター、2階途中に蔵のような半個室、2、3階と
座敷のようです。
素敵な円卓の個室に通していただきました。(予約するなら室料3000円のよう)
程なく串揚げ用のセットが。肉味噌をつけていただく生野菜はお代わり自由。
前菜は金目鯛の燻製と野菜など。
飲み物はそんなに種類はないです。ワインは日本のとフランスの白赤が各1種類ずつ。
瓶ビールとシャルドネをお願いしました。
串は基本的にお任せで12本出てきます。
その後はお好きな単位で追加自由。食べられないものなどは聞いてくれますよ。
スタッフの一人はお肉(ミンチ系以外)無しにしてもらいました。
最初の3種類は、海老の紫蘇巻き、谷中生姜の肉巻き(アスパラ差し替え)、そして
なんと黒豆!?
衣は薄く白めで上品、油の匂いも強くなく軽い仕上がり。
ぷりっぷりの海老を塩で、美味。
黒豆は半潰しのお団子状で中に白玉が!1月のスペシャルでしょうか、意表をついて
いますが、美味しいです。
1つしかないものというのは羨ましいもので、皆アスパラいいな~と…。
カウンターじゃないとどうかなと思っていましたが、どれもかなりあっつあつで
出て来ます。
次はワカサギ、帆立、蓮根肉詰め。
あ~白ワインに合いますよ。ペロリと食べてしまいます。
お椀に餡かけの飛竜頭。これも揚げ物(笑)。
次は鮮やかな串が登場。
京人参と湯葉がなんと市松模様に組まれていて、緑のよもぎ味噌が塗られています。
美味しいし見た目にもいいですね。
それから平目と菜の花の組み合わせ、春を感じさせる繊細な一品、塩率が高くなります。
牛肉x牛蒡もやっぱり美味しいです。
差し替えはモッツァレラチーズ&トマトでこちらも羨望の的(笑)。
最後の3串、牡蠣とさつま芋に茄子の鴨肉詰め!
鴨茄子最高~!お芋はなんと柔らかいペーストを四角く成形してます。デザート感覚。
軽いし食べられちゃうけど、この後のご飯を考えると…これで十分かしら。
3本、6本、お好みで1本ずつでも追加できます。
念のためメニューをチェック。
舞茸の煮凝り風!?ホロホロ鳥と黒トリュフ、なんていうのもあり気になります…が
今日は無し、というものもあるようです。
スタッフは鮭xイクラ、とアスパラを追加。
シメはご飯と赤だしか海苔茶漬けを選択しますが、全員おすすめの茶漬けにしました。
たっぷりの海苔とあられ、お漬物と昆布の佃煮。
ほうじ茶でいただきます。
ふー満足です。
デザートは季節で変わるようです。
この時は酢橘のシャーベットか黒豆のアイスクリーム。
かなり酸味のあるシャーベットはさっぱりするし、黒豆アイスはきな粉入りで
こちらも好評でした。
デザートまでちゃんと美味しいのはポイント高いですね。
これで一人6000円程度でした。
歴史ある建物の独特の雰囲気と美味しい串揚げが堪能できるので、海外の方への
お江戸案内ツアーなどにも良さそう。
「油屋なので」と聞き出した使用油は胡麻油とラード+植物油とのことでした。
二度付け禁止、の大阪風とはまた違った串揚げ、機会があればいかがですか?
ランチの後周辺の散策もおすすめです。
お部屋各種の雰囲気はこちら、ぐるなびでどうぞ。
http://r.gnavi.co.jp/g160000/menu5.html
はん亭HP
http://www.hantei.co.jp/nedu.html