浅草から東武伊勢崎線で3駅目、東向島、初上陸!
雨の住宅地の道を覗いては引き返し少々迷いつつ辿り着きました。
あった!忽然とかわいいPIZZAの看板が。
店内は小さなテーブルが3つ、8人でいっぱい。
でも何ともcozyと言いましょうか、暖かい家庭的なイタリアンの雰囲気が素敵です。
もちろんピッツァ気分!で来たわけでございますが、黒板のアラカルトメニュー
もかなり魅惑的…ということで、まずは。
冷たいピーナッツのスープ、いろいろいただきたいと我がままを言って、
控えめサイズでお願いしました。
見た目よりあっさりした香るクリームスープに細めのもやし!とチーズ。
チーズ、オリーブ、夏野菜のマリネに、焼きフルーツと生ハムのサラダ。
こんもり盛られたサラダの下から…生ハムと甘酸っぱいプラムと
チーズ、バルサミコソース。
これはたまりません、白ワインに最高~。
メゴチのフリットもたっぷりの野菜と。
塩、チーズ、オリーブオイル、シンプルな調味料でばっちり味が決まってます。
「今日は桃の冷製パスタはあるのかなぁ…」
とご招待者様の呟きに「できますよ」の声。
わー、絶対それでしょ!
桃とさくらんぼの麗しいコラボ!スライスアーモンドとこよなく細かい
チーズ、控えめのハーブとオリーブオイル、あと多分ワインビネガー、絶妙です。
さぁそろそろ焼いていただきましょう!
初めてのピッツェリアはまずこれから、マルゲリータ!
相当いろんな店のマルゲリータ画像、たまってるんですが…
今度一挙放出しようかと。
少し小振りサイズでもっちりだけど軽め、程よい感じです。
生地は香りもよくて美味、ソースもどこか個性的、過去にない感じかも。
危険、これは食べれてしまう(笑
普通もっと大きいところだとサイドメニューも頼むと2人で1枚限界…
だったりするので、サイズも結構重要ポイント。
ピザ職人の森山さんはイタリア北東のカトリカという町のNONSOLOPIZZAという
ピッツェリアで修行、養成学校でピザ職人認定も受け現地のピザ職人大会
にも出場し、賞も獲得する腕前。
最近あちらで認定を受けたり活躍して帰国するピザ職人の店も増え、
イタリア風のサービスが売りだったり行列が話題になったりする業界ではありますが…。
森山さん、イタリア人のようではありません(笑
どちらかというと喫茶店のマスターのような寡黙なタイプ。
派手な演出はせず淡々と現地の味を再現する、というスタンスがまさに職人な感じ。
このお店をオープンする時はイタリアから仲間が来て文字を書いたり
いろいろ手伝ってくれたそうです。
2枚目は違うタイプをお任せで。
バジルソースに茹で卵、オリーブにアンチョビの塩気が美味しい!
ちょっと楕円で切り方も違っています。
なんかいつもの生活圏より離れるとだめですね。
ここまで来たら気になるものは食べておかないとという妙な気分に(笑
パスタに戻る…(汗
辛いのをお願いしました。フレッシュなペペロンチーノ風。
たっぷりのイタリアンパセリに胡麻とチーズのトッピング、細めの
リングィネなのが面白いし、よく絡んでつるっと美味しいです。
ベースは現地の通りでもやっぱり日本人の繊細さがうまくあわさっている
感じが好ましいです。
「ここはね、デザートピザも美味しいのよ」
「…」
えーはっきり言って全く興味なかったし食べるつもりもなかったのに。
チョコレートのピッツァ。
もう止まらない、ココナッツとメープルシロップのピッツァ!
(残りテイクアウトで…)
桃のアイスクリームも想像を裏切る一品。
ふぅ、素直にまた来ればいいのに。
次はカルボナーラに和風と揚げピッツァかな…今回メインもいけなかったし、
としっかり次回メニューをシュミレーションしてしまうのでした。
8人で行けばいろいろ食べられそう~!(笑)いかがですか。
遠出する価値のある一軒でした。
~窯焼きピザ カトリカ~ CATTOLICA