鳥多古【浅草】

鳥多古たたき鍋

「エマ、フランスパン持ってく鳥鍋屋行った?」

「何ですかそこ。じゃVIRON寄ってこう!」

「予約1ヶ月前くらいに入れないと無理。」

「…。」

という訳で待望の予約日。浅草雷門から遠くもない鳥多古さんへ行ってきました。

既に初体験済みのミガキねぇ渋い車屋M氏、やっぱり楽しいさっこさんを筆頭に、折りしもギフトショーに上京していたはっちゃんとロスにいるはずなのに神出鬼没のユミねぇさんの6人。

飲んで食べて話して食べて…。でも9時で閉店!

瞬く間の2時間の様子は臨場感溢れるM氏スペシャルレポートでどうぞ↓

(駄洒落無修正版)

『「鳥多古」は、とにかく不思議なお店。

一見さんお断り。予約客のみ。

予約は二ヶ月前には頼まないと、

なかなか取れない状況。

営業時間は18:30から21:00までの

たったの2時間半だけ。

店内は5人がけほどのカウンターと

こあがりに6人ほどの2グループが入ったら、

それで満席。

つまり15人ほどの客が19時前後に

一度入ったら、入れ替え無くそれで終わり!

まだまだある、、

フランスパンを持参せねばならない。

これは、鳥コースの終盤に出てくる、

鶏肉だのシメジだのホワイトソースだの

が入った超絶おいしいおかず(?)を

フランスパンの上に乗せて食すのだ。

それと笑ってしまうのは、

店の玄関には、カギがかかっていて

中に入れない(笑)。

外のインターホンで「頼もおぉぉぉぉぉぉ」と

予約の旨を伝え、カギを開けてもらい、

中に入れてもらう。

今宵は、なかなか開けてもらえず、

先に入店していた仲間に携帯で連絡し、

開けてもらうという、、、

厳重な警戒態勢(笑)。

俺はテロリストか!?

こうした一連の儀式を済ませて店内へ。

ここまで書くと、よほど高飛車なお店と

思われようが、

意外と親切丁寧で、それでいて

食する鳥のフルコースのうまいこと!

そりゃそうだよね、、これでほんとの高飛車なら、

予約でいっぱいなんてこと有り得ないもの。

つくね・・レバ・・正肉・・

まずは焼き鳥のフルコースを勢いよくたいらげ、

次の鳥ワサもあっという間に味わい尽くす。

そして、、先述のフランスパン。

ここがセミファイナル、、

猪木×タイガージェットシン戦の前の、

坂口征司×キラー・カール・クラップ戦とでも言おうか。

酒も「浅草寺境内裏」なんていう

ご当地ならではの地酒に逢える。

ところが、このセミファイナル戦で

かなり腹が膨れてしまう。

この日のために?なんとロサンゼルスから帰国した

女性店長曰く、、

「もう食べられな~い」である。

いやいやそれは正論紅茶!(古)

大食漢で鳴らした、このデブサップも、

次に控えしメインイベントには、

少々不安を覚える。

そして・・・サーベルを咥えたジェットシンが・・

ではなく、、名物の「鳥鍋」登場だ!

「最初は私がやりますね」とお店のおねぇさんが登場。

フワッフワのつくねを浮かべつつ、

手羽先を椅子取りゲーム状に

鍋の縁へ円形に並べ、、さらに

四神を各方角に配置するかの如く、

椎茸を置いていく。

この鍋はまるで、オールスターのドーム球場やぁ~。

箸でつまんでも割れないような、黄身の卵に漬け、

すき焼き風に味わうのだ。

「いや~うまい」「最高!」「う~~ん超絶」

あちこちから歓喜の雄叫びがあがる。

こちらも雄叫びをあげたいところ、、じっと堪え、

(きれいどころに引かれてしまいたくないので・・)

ふっと自分の服に目を移すと、、、、

汁が飛んで、シミがいっぱい。

それもそのはず。

鍋に正面から向き合わず、斜に構えて

2時間費やしていたのだ。

あ゛ぁぁ悲しいかな 

ついつい 「立ち呑み処」の習性が・・・。 』

大将、免許も車もないのに思わずメルマガ登録してしまいました(笑。

鳥多古つくね 鳥多古レバー

炭火の芳ばしい香りと品のよいコリコリ感がたまらないつくね。

レバーも美味、こりゃいかんとワインを注文。

鳥多古正肉 鳥多古鳥わさ

正肉は大根おろしで。絶妙な火加減でぷりっぷり、じゅ~しー。

鳥わさはたっぷりの三つ葉と。丁寧な仕事。わーこれは日本酒か…。

鳥多古酒蒸し

蒸し焼きの鶏肉にたっぷりのキノコと玉葱withタルタルソース。

切って混ぜてバゲットにのせて…。

うーん、これとワインだけで十分満足。お腹いっぱいになってきましたけど。

鳥多古たたき 鳥多古卵

手羽先と鶏たたきのすき焼。

甘めの割り下に手羽先を沈め、たたき団子、椎茸、たっぷりの野菜。

味のしみた鶏肉につける生卵もおいしい!

鳥多古うどん

苦しいけどシメのうどん。わーこの出汁、持って帰りたい…。

1日5組限定と言われるとなんだかすごそうですが、入ればカジュアル。

突出した希少素材じゃないけど美味しい鳥を美味しく食べさせてくれます。

きっちり丁寧に提供するという意味での限定なんだなと納得がいくお店でした。

タルタル鶏は3名以上の予約のみのメニューです。

ぴかぴか(新しい)鳥多古

東京都台東区浅草2-32-2

TEL:03-3844-2756

地下鉄都営浅草線/営団銀座線・浅草駅下車。徒歩6分

営業時間

PM6:30より9時まで

日、祭日休業

浅草「鳥多古」(とりたこ)1/2@「美味しい!」が好き

浅草、鳥多古@旅とパンのスロウな日々

鳥づくし@鳥多古@くいしんぼ日記。

パンを持ち込む日本料理屋 『鳥多古』@浅草@エセ秘書の日常茶飯事

(思い立ってすぐ入れないという意味で辛口評価)

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