どうです、この美しいシメ鯖。
手間のかかるかぶら蒸し!
中身はお宝状態だったのですが、ほくほく食べてしまいました…。
百合根の掻き揚げもまたよし。
こちらはもう何年も存在を知っていたのに、なんとなく入ったことがなくて、
ここ数ヶ月それを後悔しつつ通っているお店です。
西荻窪 酒守(さかもり)さん。
さかなや晴レをもっと先に行った二階です。
なんと言っても「酒守」という店名がインパクトあって、すごい酒豪が
集っている感じ?(笑)で恐れ多かったのか…。
入ってみると、女将というより小柄なお母さん!という雰囲気の女性が静かに
切り盛りしていて、こじんまりとしたいい空間。
3、4席程度のカウンターなら女性一人でも通いやすい感じ。なんだ~。
何食べてもおいしいし、正当な和食からちょっとひねりのあるメニューがあるのも
面白いのです。
つまんで飲んで、つるりとした喉越しの細いうどんでしめるも良し。
コハダをいただき、
海老味噌トーストで飲んで(この海老みそ、女将が一つずつ海老から取って作ってる!!)
せいこ蟹の湯葉包みが出来上がるの待ちつつ…
芳ばしいのどぐろに齧り付き、
キーマカレー丼でしめるのもまた良し。
丁寧に作られた味噌汁も絶品。
芋万頭は「鶏と鴨の肉をさつま芋の衣で包み、あんをかけたもの」。
しっかり味のお肉にほっくり甘いお芋の皮、とろみのある餡かけで喉も詰まりません。
あしらわれた銀杏も素敵。
ビールには、「じゃがいものカリカリ焼き、干し豚肉炙りのせ」を。
まながつおの西京漬けにお漬物、う、白ご飯もいいわねぇ。
お刺身やその日のおすすめは黒板に。
季節でメニューも結構変わってます。
次こそおでんかな。
豚足のパン粉焼き、水餃子、ハチノスと豚耳のトマト煮!なんてメニューも
あるので、ワインもありだし。
まだまだお楽しみがいっぱいです。とにかくセンスがいい!
デザートには生ふの胡桃餅を。
この生っぽい胡桃感がすごい!美味しいです。
混んでいる時はゆっくり飲みながら待ってあげてくださいね。
一品一品丁寧に作られた酒肴の数々に、きっとほっこりできると思います。
おかずの盛り合わせプレートとご飯、味噌汁なんかでさくっと夕ごはんする
のもとても健全かと。飲まない方も階段を上ってみてください。
個人的にはここのBGMツボです(笑