カムジャタン・ギンダラ辛子煮@鳳仙花

昨日は駆け込みで若冲を見に行き(3日まで国立博)鶏の図の洪水にうっとり。
「皇室の名宝展」の『動植綵絵』/弐代目・青い日記帳
足も疲れ外に出れば日も暮れ、雨がポツポツ。
足つぼでも行こうかしらと思いつつ上野公園のテントにふと目を向けると、
え?陶器市…危険~ふらふら近寄ったら最後、もう両手に皿と土鍋が(苦笑
友人が車でお迎えに来てくれるというのでありがたく更なるお買い物へゴー。
行ってみたかった東麻布の日進ワールドデリカテッセンへ。
http://www.nissinham.co.jp/nwd/
えぇ洋服とか化粧品より未知の食材にもえてしまう私達、かなり魅惑の場所なのです。
「これ食べたことある?」「どうやって食べるのかしら」
「きゃーあった!!パースニップ」「アーティチョーク、高い…」
「このラムは…冷凍庫に入らないし」「パルミットってなんだったっけ?」
などカートを押しながらキョロキョロ。
インドのライムピクルスやベジディップ、チーズにターキーハム、鴨肉に
レバーブルスト、米粉、真鯛冷凍フレーク、瓶詰めにハーブクラッカー…。
ちょっとのつもりが!大変なことに。
野菜は珍しいものもほぼ手に入ります。(お金さえ出せば!笑)
えぇ鶉も猪もワニもありますとも。あ~楽しかった。
お腹いっぱいで行った方がよろしいかと思います。
さて、連日の飲み続きで胃腸肝臓もお疲れ気味。
ほどよく身体に良さそうなものを…と最初薬膳系?サムゲタン?とか
言ってたのに、日進ですっかりお腹空いたモード。
「銀だらのね、辛子煮っていうのが美味しい韓国料理屋もあるけど」との
おすすめで麻布十番へ。
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鳳仙花は焼き肉のない韓国料理店(二号店)
でもセンマイ刺やホルモン鍋など一通りあります。
本店は冷麺が有名のようですが、二号店は「冷麺は手打ちではありません」と
メニューに書いてありました、ちょっと違うみたいです。
まずは二色ナムルと少し煮込みに時間がかかるギンダラ辛子煮を注文。
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鍋はホルモン、豆腐鍋、参鶏湯、カニ鍋、カムジャタン。
蟹は真っ赤なスープでギンダラと被りそう。
サムゲタンもいいけど…なんとなく久しぶりなカムジャタン?に決定。
だいぶご無沙汰で白いスープかと思ってたら赤かった…。
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「2人で1人前」って十分3人前くらいあります。
カムジャタンは骨付き豚肉とじゃがいものお鍋、ゆる~いピリ辛肉じゃがのような…。
最初は薄いかなってくらいですが段々濃厚で甘くなってきます。
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春菊と葱たっぷりで温まります、ハフハフいただくだけ!
あと引く辛さ、崩れてくるじゃがいも、お腹もいっぱいになるのです。
豚足入りでぷるぷる。スープが美味しい!
そして…来ました、ギンダラ辛子煮!
↑今更違和感の理由が分かりました、「唐辛子煮」にした方がいいかも。
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どうでしょう、真っ赤な塊、結構大きい…。
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雪のようなギンダラがほろり。
土鍋でご飯炊いた時のようななんとも芳ばしい香りがします。
鯖味噌のように煮汁は濁ってなくて透明感があり、ギンダラの油と唐辛子
が溶け合っている感じ。
コチュジャンなのでそんなに辛すぎず、ふわっとしたギンダラがたまりません!
味しみしみの大根と長葱が添えられていて…大きな切り身1800円。
本店のサイト2,625円って書いてあるけど
他の韓国料理店でもこんなメニュー見たことない気がします、オリジナルかしら。
焦がさず注意して煮込むのか、蒸してからタレとあわせるのか気になるところ。
お酒のつまみにも白ご飯にもばっちりの味でした。
ちなみに3、4人で1つで十分、じゃないと他のメニュー食べられないかも。
控えめのお酒!と唐辛子のカプサイシン、胡麻のセサミンで元気回復できました。

第二鳳仙花 (韓国料理 / 麻布十番、赤羽橋、六本木)
★★★☆☆ 3.5

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